海彦(うみひこ)クラブ2004
2005年1月23日(日)
13:00〜16:30
中央区立月島第二小学校

『こども・海とサカナのフォーラム』開催!
都内近郊ののこどもたち、父母の皆様、先生方約300人が集合! 
このフォーラムの変わらぬ思いは「海と魚をとおして地球とわたしたちのいのちを考えよう」。
今年のテーマは「1ぴきの魚から海を知ろう!」です。
●13:00 開会
白石ユリ子・ウーマンズフォーラム魚(WFF)代表の
  ごあいさつです

  

 今回、みなさんが“海と魚”のことを勉強できるように
 たくさんの方々が応援しています。みなさんが努力し
 てくださっていることを忘れないでくださいね。

 日本人は、幸せなことに毎日どこかで魚を食べます。
 その時にちょっとだけ『海彦クラブ』のことを思い出して
 くださいね。
▲白石ユリ子WFF代表
●13:05 荒馬座(民族歌舞団)「海はいのち」
●荒馬座は、東京の板橋に生まれました。日本の働く人々がつくりだしてきた民族芸能や民族
  伝統の魅力を現代に伝えようと公演を行っています。
  特に今回演じてくださった「海はいのち」は、漁師さんの話を聞き、漁業の仕事を取材して作り
  上げたそうです。迫力が伝わってきました!
荒馬座(民族歌舞団)
●13:40 椎名誠さん(作家)「海のしっぽ」
 「海のしっぽ」と題してのお話。

 「自然のサイクルの中の上では、海と川、山も
 一緒。どれが欠けても存在できない。」と話し、
 「自然を見たら、何かを考えてほしい。」と自然の
 大切さや尊さを教えてくださいました。

 
 ※お話の内容を知りたい方は、2005年3月末に、
  「海彦クラブ2004」の活動と今回のフォーラムの
  内容を詳しくお伝えする『ニュースレター』を発行
  しますのでWFF事務局までお申込ください。
椎名誠さん(作家)
●14:40 第1部 報告会 “氷見の海はこんなところだったよ!”(女良の浜の巻)
 こども記者が、『漁師』『定置網漁』『氷見ブリ』『流通』『食べる』の5つのテ−マに分かれ、
 取材してきたことを報告発表します。
■『海から食卓まで・・・』
 食卓のお魚は、どこからどうやって
 くるのだろう・・・?
@『漁師さんの一日』5年生
 中央区立月島第二小学校 
 漁師さんはかっこいい!
A『定置網漁』5、6年生 
 大田区立入新井第一小学校 
 しかけがすごい!
B『氷見のブリ』5年生
 中央区立月島第二小学校
 成長段階でいろんな名前がある!
C『流通』5年生
 中央区立月島第二小学校
 多くの人が関わっている。
D『氷見の料理』5、6年生
 大田区立入新井第一小学校
 氷見料理のレポ−トです!
1.漁師さんの一日(中央区立月島第二小学校・5年)「漁師新聞社」
  自分たちの暮らしと、どこが違うのか、「漁師さんの一日」について調べました。
  朝早くから漁に出るなんてスゴイ!
2.定置網漁(大田区立入新井第一小学校・5、6年)「Buri buri zu新聞社」
 人と魚の知恵比べ!氷見の定置網漁でつかう”漁船”と“定置網”について調べました。
 ブリの習性を考えて網を張っているなんてスゴイ!
3.氷見のブリ(中央区立月島第二小学校・5年)「氷見ブリ新聞社」
 ブリは出生魚と言って、成長するごとに名前が変わる魚です。
  氷見の呼び方を調べました。
4流通(中央区立月島第二小学校・5年)「流通新聞社」
 食卓にあがる魚(ブリ)は、海で獲れてからどのようにして運ばれてくるのか調べました。
  多くの人が関わっていることに驚きました!
5氷見の料理.(大田区立入新井第一小学校・5、6年) 「サカナ系電波通信社」
 東京とは違う、氷見ならではの料理を発見しました。
  現場からレポ−トします!
特別ゲストの椎名誠(作家)さんを
囲んで記念撮影
氷見の踊り“ブリンスサンバ”を
みんなで踊りました。
たくさん学んだみなさんに
海と環境にやさしいにプレゼント!
●15:30  第2部 「1ぴきの魚から海を知ろう!」
●おさかなクイズ
 氷見で有名なブリは出生魚です。成長によって名前が付けられていました。
 氷見では9つに分かれていました順番に言えるかな?
●みんなで作ろう!「21世紀 僕たち私たち、おさかな博士の宣言」
 しっかりと勉強しましたね。そうしたら、これから自分たちがどうしたらよいかを考えよう。
 そして、みんなに宣言しよう!

●未来の海を絵にしよう
 ウロコメッセージ(ウロコにメッセージを書いて魚をつくろう!)
▲未来の海の絵を描きました。 ▲みんなのメッセージで大きな魚ができました。
♪ウロコメッセージをいくつかご紹介します。
 ・私は魚を大切に好き嫌いなく食べます!
 ・地域清掃をがんばる!
 ・ゴミ箱を作って、海のゴミも自分が拾ってきて捨てます!
 ・油ものを食べたときは、皿の油を布でふき取ってから洗うようにします!
 ・使えるものはリサイクル!
 ・海にゴミを捨てる人がいたら注意します!
 ・海の豊かさをもっといろんな人に知ってもらいます!
 ・今年は海浜植物を増やします!
 ・大人になったらタバコを吸わない!
 ・氷見のホ-ムステイでたくさんの魚をごちそうしていただいてとてもおいしかったので、
  学校の給食などで出た魚は、残さないようにする!

 みんな、ほんとうによく考えてくれました。ありがとう!
今日1日、「海という宝物」についてみんなで考えてきました。
私たちの暮らしが海によって支えられていること、その海を守るのも壊してしまうのも、私たちひとりひとりが
どうするかにかかっていることを理解して、海とさかなを愛する人になってもらいたいです。

椎名誠さんのおはなしで、みんなの毎日使う水の大切さがわかったね。 
今度から海や山、川を見たとき、何を考えられるかな?

富山県氷見に行った「こども記者」の報告を聞いて、漁師さんの暮らしや、漁業っていう仕事のたいへんさ、
おもしろさがわかったね。

絵やウロコメッセージを書くことをとおして、自分自身で一生けんめい考えたね。

そうしたら、ぜひ、自分で宣言したことを、実行してみよう! そして、周りの人にもおはなしして、みんなで
一緒にやってみよう! 今日から始めよう! 僕たち、私たちの「やるぞっ!」っていう宣言が、このフォーラ
ムのたいせつな目的です。

どうぞ、このホームページをご覧くださったみなさまも、海と魚をご一緒に「やるぞっ!」でお願いいたします。

「海彦クラブ2004/こども・海とサカナのフォーラム」
◆主催:ウーマンズフォーラム魚(略称=WFF)
◆協力:こどもたちに、たくさんのグッズをありがとうございました。東京都下水道局中部管理事務所(エコバック、再生紙トイレットぺ-パ-、油固めなど)、
     ショウワノート株式会社(ドラえもんノ-ト)、太陽油脂株式会社(自然にやさしい台所用液体石けん、歯磨き粉)、ハウス食品株式会社(海のカレ-)、
     伯方塩業株式会社(伯方の塩サンプルセット)、林兼産業株式会社(クジラ入りソーセージ)、森永製菓株式会社(菓子「おっとっと」)
◆後援:水産庁、毎日小学生新聞、港区教育委員会、品川区教育委員会、北区教育委員会、渋谷区教育委員会
◆この活動は子どもゆめ基金(独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センタ-)の助成金の交付を受けて実施しました。
ご案内! 2005年3月末に、「海彦クラブ2004」の活動と今回のフォーラムの内容を詳しくお伝えする『ニュースレター』を
       発行します。
       ご希望の方は、下記までご連絡ください。

 <お申し込み・お問い合わせ>
ウーマンズフォーラム魚(WFF)事務局
e-maii:gyo@WFF.gr.jp
TEL.03−3546−1291
FAX.03−3546−1164

(2005.3.9改訂)